川崎ブレイブサンダース 21-22シーズン

サンダースファミリーの私の見解書き連ねていきます

【21-22 第6節 GAME2】vs富山グラウジーズ

川崎 87 - 74 富山と13点差で勝利したGAME2。

観ていた人にとってはスコア以上の感動が詰まってた試合だったと思います。

さあ、難敵富山グラウジーズとのGAME2の様子を振り返っていきましょう。

・#22ニックが"キング"らしい大車輪の活躍
・怪盗パブロの新代名詞「プットバック」が炸裂
・後半に修正して勝利するパターンは19-20シーズンを思い出させる
 

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"キング"ニックの覇道

今日の#22ニックはまさにOn Fireでした。

試合を終えてみれば3Pが4/6本フリースローが8/8本の計36得点の文句なしの活躍。

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試合終盤には笑顔が溢れるシーンもありファミリーにとっては嬉しいゲームでした。

しかし前半の出だしは#22ニックにとってはイージーなシュートを3本くらい連続で落とした上に開始15秒でファールと最悪の入り方、チームの雰囲気も悪かった。

「あ、GAME2で相手に修正されまくって太刀打ちできず沈んでくパターン...月曜日からの仕事辛いやつ...」

なんて思ってしまってごめんなさい

一試合通して好調でもなかなか36得点の活躍は見ないのに、試合中の修正でここまで爆発する姿はまさに"キング"でした。

びっくりなのは、36得点も取っておいて今シーズンのハイではあるが、キャリアハイではないというところ。一体昔はどれだけコートを支配していたのか...

"怪盗"パブロのプットバック

今日のMVPは#22ニックでしたが、個人的MVPは#34パブロさん。

前半と後半それぞれで、川崎は誰もシュートが入らず流れ最悪で富山に引き離されそうになってるところで3Pを2本沈め命を繋いだ

#32マブンガとのマッチアップでファールを我慢しながら抑えたり

シーソーゲームの局面で値千金のスティーを決めたり。

そして何より、観ている人の脳裏に焼き付いたであろうプットバックの多さ

前節の滋賀戦くらいから「なんかパブさんのプットバック多いなー」って思ってたのですが、富山とのGAME2ではもう代名詞と呼んでいいくらい!

合計3,4本くらい決めたんじゃないでしょうか?(もっと?)

#34パブさんがリバウンドにきっちり絡んでプットバックを決めてくれるから外から安心して打てるし、流れをじわじわ持ってこられる。

この働きはもうたまらん最高です。

(勢い余って#34スミスのフリースローまでプットバックしてたのを笑えるのは、きっと勝ったからでしょう)

後半修正して勝てたのが最高

前日のGAME1でチームを牽引してた#0祐眞と#22ニックが対策されて不調な中、相手のゾーンディフェンスも攻略できず前半で最大14点差つけられてたときのムードは最悪でした。

昨シーズンの前半の"GAME1で勝って、GAME2で観てて辛い敗け"が続いたどん底コースか!?とよぎった人も多かったんじゃないでしょうか。

特に#0祐眞の調子が上がってこないと流れを持ってくるプレーの起点もイメージできず、勝つイメージがなかなか湧かなかったのが正直なところです。

ところが、どうやら佐藤賢次HCによるとハーフタイム中に選手たちで自主的に話し合って修正ポイントの確認をしあっていたらしい。

このあたり次のOVER TIMEで是非観たいですね。きっと泣いちゃう。

後半逆転できたことももちろん嬉しいのですが、ポイントは次の2つです。

  1. ディフェンスから修正できたこと。なんなら後半も試合中にどんどんコミュニケーション取って修正できたこと。
  2. 特定のメンバーに固定せず、色んなメンバーが出てきて流れを呼び戻せたこと。

不完全燃焼の負け試合は相手にリードされるとビッグラインナップ固定で、焦って得点を稼ごうとするあまりシュート選択もなんか流れが悪く、結果ディフェンスもガタガタの状態なのですが、今日は全くの逆でした。

さっき書いた通り#34パブさんや#33はせ、#27くまを筆頭に前半ゴリゴリにゾーンに入ってた#32マブンガのところの守備を強化。

さらに#13サトルマエタや#11まっすーも織り交ぜながらテンポ良くシュートを放つ。

(まっすーは最初ちょっとぎこちなかったですが、良くも悪くも物怖じしないので謎に復調しててさすがだなって感じでした)

そうするとじわりじわりと点差が詰まってきて、何かが噛み合った瞬間に一気に抜け出るという理想的な逆転劇でした。

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今日の得点差の推移

コロナで残念ながら中断となった19-20シーズン、16連勝をしていたときの川崎がまさにこれでした。

前半は対策されて追いかける展開が多かったのですが、後半もディフェンスの強度を落とさないし、誰が出てきても"らしさ"全開のプレーを続けることで、気づいたら逆転。

なんなら前半ビハインドしていても「勝つだろう」って謎の安心感すらありました。

今日のゲームはこの時の川崎の強さが垣間見られた気がします。

怪我だけは...

途中、富山の#16KJが足首を押さえてベンチに下がりました...

富山はバイウィークも天皇杯3次ラウンドで3連戦からの今節だったので相当疲労が溜まっているはずです...

川崎でも相手でも、選手が怪我するのを見るのは辛いので大事に至らないことを願います...

そして#33はせも最後足首痛そうにしてたので何も無いといいけど...

次の新潟戦では#23マットも戻ってきてフルスロットルの川崎をぜひ期待しています!

しかし東地区上位は団子状態がなかなか崩れない...

我慢して勝ち続けるしかないですね!