【21-22 第24節 GAME1】vs新潟アルビレックスBB
天皇杯二連覇から切り替えて中3日でのリーグ戦。
アウェー新潟との対戦でした。
結果は後半に大きく流れを掴んで新潟62-92川崎。
前半は色々試してた
昨シーズンは天皇杯優勝後からリーグ終了まで14勝2敗と絶好調だったものの、天皇杯直後の名古屋戦でうまく切り替えができず星を落とすという結果だったのが記憶に残っているファミリーも多いことでしょう。
一発勝負に向けて作った気持ちからリーグ戦に切り替えるのはきっとすごく難しくて、そういう意味で今日の新潟との試合は出だしに非常に注目していました。
攻撃面は3Pの確率が高く何とかリードをしながら進めるものの、どこかオフェンスのかみ合わせが変な感じでテンポ良くパスが回らずタフショットが多かったです。
また守備面でもタフなディフェンスはしているものの新潟に確率良くショットを沈められたりオフェンスリバウンドを頻度高く取られたりともどかしい印象でした。
集中していないというより、何やら色々と試しているといった様子。
ここから4月末まで平日ナイトゲームと土日の試合がずっと続くハードな日程が続くのですが、そうするとどうしても疲労や怪我のリスクのコントロールをしなければなりません。
賢次さんのインタビューにもあるように、プレータイムが30分を超える選手を出さないためにはこれまで使ってきたローテ以外も組み込まねばならず、また選手としても短時間で試合に乗っていかないといけない難しさがあります。
その試行錯誤の結果が今日の前半に現れていました。
チームの目標は3冠。一方でCS優勝と地区優勝には明確に優先順位をつけており、そのために必要なこととを今日の前半が象徴していたように思います。
なので筆者としては、天皇杯優勝後のメンタルの切り替えの問題であれば「ぐぬぬ」となっていたのですが、明確に目標を定めた上で意図して取ったリスクであればチームにあっぱれを送りたいと思います。
結果、今日は#22ニックや#35ジェイをはじめ、30分を超える選手がいなかったので上々の出来だと思われます。
後半はさすがの修正力
前半と打って変わって、後半はきっちり修正して勝ち切った印象が強いゲームでした。
新潟はエースのロスコ・アレンのところからの1on1でこじ開けて点数を狙っているのに対して、右ドライブの頻度が高いことも計算に入れながら外からの1on1の機動力が高い#0祐眞や#34パブロに必ず守らせる形を徹底。
ディフェンスリバウンドについては素人の筆者には何を修正したのかは読みきれなかったものの、前半に試していたゾーンの時間を減らしマンツーマンで確実にリバウンドポジションを取れるようにしたことが功を奏したように思います。
週末の秋田戦は一つ目の山場
今週末はシーズン初対戦となる秋田との試合です。
プレースタイル的には渋谷に近いところがあり、超ブリッツディフェンスからのスティールを軸にしています。
渋谷と違うところはオフェンスリバウンドの強さではなくシュート率の高さで点数を重ねてくるところ。
昨シーズンは2勝2敗で実は宇都宮や千葉よりも戦績が厳しかった相手です。
今シーズンも秋田はA東京相手に連勝をしていたりと、侮れない強豪です。