【21-22 第15節 GAME2】vs三遠ネオフェニックス
いやー、心臓に悪い試合でした。
大勝した後のGAME2は相手も死にものぐるいで修正してくるので必然と難しい試合にはなるものですが、きっちり勝ちきって連勝を積めたのは良いこと。
川崎78-68三遠の試合を振り返っていきましょう。
シュートタッチは悪かったが耐えた
今日は3Pが27%、全体でもFGが43%と決してタッチが良くなかった試合でした。
三遠が明確にボールマンプレッシャーとディフェンスリバウンドを修正してきたのでここは三遠があっぱれなポイントだったかと思います。
一方で川崎も3Qこそ30点取られて逆転を許したものの、三遠のオフェンスリバウンドは2本、最終的に68点に抑えたのでここが勝ちにつながったポイントです。
典型的なGAMANが必要な試合でした。
加えて今日は#22ニック、#0祐眞へのディフェンスの強度も高くなかなか思うようにファールがもらえずイライラが募る場面も多かったが#7竜青や#34パブロを筆頭にセカンドユニットが流れを渡さない貢献ができており、チームで戦うスタイルが功を奏したゲームでした。
そして終盤は相手のファール数や体力を鑑みて勝負所でのみビッグラインナップを投入した采配も光りました。
3Pが主体の川崎にとって正直10%前後の確率のブレは仕方ないものだと思います。
その点では今日のシュート率も決して想定外のものではなく、このくらいの確率のゲームもきっちり戦えないとリーグ制覇は難しいでしょう。
昨シーズンはこういう展開のゲームをことごとく落として苦しい展開となっていたのですが、今シーズンはきっちり勝ち切れてるところが首位争いに食い込めてる大きな要因として筆者としては希望の持てる試合だったと感じました。
ファールがもらえないと崩れるのが要注意
試合中に修正できたのは一つ大きなプラスポイントでしたが、筆者が気になったのは#0祐眞と#22ニックのファールドローンです。
三遠も死にものぐるいで勝ちに来ていたのでディフェンスが荒々しくなるのは想定に入っていたはず。
普段なら#0祐眞と#22ニックのところはファールを稼ぐのが上手でFTの確率も良いのでここで試合を作りたかった意図は分かるのですが、笛が思うように鳴らないときに集中力が切れてしまうのはいただけない。
特にチームの精神的支柱である二人がイライラモードに入ってしまうと一気にリズムが崩れるので、この点は修正を願いたい。
一方で#7竜青、#34パブロを筆頭にスタート以外の面々のプレータイムを増やすことでその時々の個人の調子を吸収できているので壊滅的なことにはなっていないからこそ、今のうちに修正してリーグ終盤戦に盤石なチームを作ってほしいものです。
#34パブロのMVPはいつ?
今日も15得点、貢献度を示すEFFもチームトップタイの22だった#34パブロ。
スタッツに残らないところでも貢献度の高いプレーを見せてくれているのになかなかMVPに選出されない笑
ある意味安定して高いパフォーマンスを出していることの裏返しとも捉えられますが、ファミリーとしてはそろそろ「よく頑張ってるよ!」と労ってあげたいところです。
いよいよ天皇杯Qファイナル
明後日にはさっそく天皇杯のクォーターファイナル、A東京戦。
リーグ戦では好試合を繰り広げて1勝1敗だった両者ですが、天皇杯は敗けたら終わりのノックアウト方式。
絶対に敗けられない一戦なのに加えて、中1日での試合で疲労がピークのはずなのですが、3冠に向けてぜひともエナジー全開の試合が観たいものです!
下馬評としては五分五分だと思うのですが、敢えて好材料に目を向けるとするとBリーグ初参戦の#23マットがリーグ戦では初vsA東京だったためここでリアルな体感として経験したことでアジャストできれば一気に爆発もできるのではないでしょうか。
そしてミスター負けず嫌いの#0祐眞のオンファイヤーにも期待です!