【21-22 第26節 GAME1】vs群馬クレインサンダーズ
川崎ファミリーにとっては苦い連敗の因縁の相手、群馬。
単純な勝敗以上にこれが川崎だ!という内容で勝ちたかった一戦。
無事、群馬73-98川崎で勝利し、これで6連勝!
体力を温存しながら戦うも...
これは川崎に限ったことではないですが、もうシーズン終了までは超過密日程。
地区優勝も狙うものの、誰かが大きな怪我で離脱してCSをフルメンバーで戦えなければ元も子もないためここからは勝敗だけでなくいかに体力を温存して戦えるかがカギになってきます。
一つ目安となる30分以上のプレータイムの選手を出さないというところはクリアしました。
しかし、観ていると#0祐眞の脚や#23マットの腰、#13サトルの肩など不安なところも多い...
#22ニックや#35ジェイは怪我の様子は無いものの、30分近いプレータイムを余儀なくされておりヒヤヒヤしながら観ることも増えました。
今日の群馬戦は、3P確率が異様に好調だったのもありますが、どこかオフェンスもディフェンスも無茶なプレーを避けてやっているように見えました。
不用意なコンタクトプレーは避け、身を守る。非常に良いことだと筆者的には感じます。
週末の名古屋戦は否が応でも激しい試合になると予想しているのですが、何とか怪我人無く勝利を積み重ねてほしい...(というワガママ)
今日は#33ハセマットが炸裂
全般的にシュートタッチの良かった川崎ですが、特に#33ハセの3P100%と#23マットの3/7が試合の流れを作ってくれたように思います。
#33ハセは前節秋田戦でプチ怪我で少々プレータイムに制限がかかっていたものの、今日は絶好調のようでボールをもらってからゴールを見るまでの迷いのなさが光りました。
3Pが入らずもたついてしまっていた群馬をぐっと突き放したのは#33ハセの3Pだったでしょう。
また#23マットも前半はあまりタッチが良くなかったものの、2Q終了間際の超ロングブザービーターを機に後半はここぞという場面で3Pを沈めて群馬の心を折るスナイパーっぷりを発揮しました。
そして#23マットは3Pも特徴的なのですが、ペリメーターの2Pの確率が非常に高く、その日の自分のタッチを見ながらうまく使い分けているように見えて選手としての次元の高さを感じさせます。
なんとか怪我人無く次の連戦を終えたい
シーズン終了までバイウィークはないものの、土日の名古屋戦を終えると3/30の水曜ゲームはありません。
焼け石に水かもしれないですが、ここで少しでも体力回復をしてほしい!
そしてあわよくば地区優勝も虎視眈々と狙いたいので、土日の名古屋戦はなんとか今の好調なタッチを維持して連勝し、ゆっくり休めると最高の形で3月を終えられます。
3/26は現地参戦するので少しでも選手に、チームにパワーを送れるようがんばります!
【21-22 第25節 GAME2】vs秋田ノーザンハピネッツ
秋田得意の長距離砲が後半に火を吹き、とてもヒヤヒヤしたGAME2でした...
川崎は#7竜青さんと#13サトルがチームを引っ張る大車輪の活躍で何とか5連勝!
強敵秋田とのアウェー連戦をしのぎました!
秋田83-90川崎。
#7竜青さんと#13サトルの大爆発
秋田のバウンスバックを跳ね除けた原動力はなんと言っても#7竜青さんと#13サトルの2人でしょう!
秋田に逆転されて4点ビハインドの状況で値千金の3Pバスケットカウントを沈めて一気に同点にした#7竜青さん。
試合の序盤から縦に縦にとアタックが積極的で最終的には15得点。
竜青さん命の筆者としては自宅で狂喜乱舞の一試合でした!
#13サトルはここ2試合はスタートではなかったものの、今日は前半から3Pのタッチが非常に良かったです。
終盤、秋田と同点の場面から3P2本にドライブと8連続得点で勝利を一人でかっさらってくれました!
試合通して3Pが5/5の100%、得点の#22ニックと並んでチームハイの17得点と文句なしのMVPでした。
ヒーローインタビューで試合が開催できることへの感謝から述べるあたりも人格が素敵すぎてサトル推しにはたまらない一戦だったことでしょう。
今日は試合序盤から#0祐眞や#23マットのシュートタッチがあまり良くなく(それでも#0祐眞は後半だけで15得点取ってるし、#23マットはシュート以外のところでチームを牽引してくれているので素晴らしい出来でしたが)、こういう日に日替わりでヒーローが出てくるというのは川崎にとって理想的な仕上がりでした。
#35ジェイも前半3Pが3/3とタッチを取り戻しつつあるので、ここからの試合がまた楽しみです。
スモールラインナップ時の攻撃が伸びしろ?
過密日程を怪我なく乗り越えるためにはタイムシェアをして長時間プレーする選手がいなくなるようにするのが必須です。
川崎だとインサイドの#22ニックや#35ジェイが長くなりがちなのですが、そのケアのために天皇杯後から#23マットをハンドラーにしつつ、#13サトルをシューター、#11まっすーと#27くまでフォワードからインサイドをカバーして、#34パブロといういわゆるスモールラインナップの時間が増えています。
個々人の能力は申し分なく、特に#11まっすーと#27くまがきっちり相手の外国籍インサイド相手に体を張ってリバウンドを抑えようとしているのでディフェンス面は少しずつ仕上がっている印象です。
一方でこの時間帯は少し攻撃面で共通認識が取れないことが多いなというのが筆者の見解です。
#11まっすーのポストプレー、#23マットと#34パブロのピックアンドロールに加えて#27くまのドライブと外に#13サトルが待ち構えての3Pなど実はやれそうなことが多い気がするのでここから先の試合はスモールラインナップ時の攻撃面の進化に注目してみたいと思います!
#0祐眞に群馬を切り裂いてほしい
次は中2日で群馬との試合です。
前回対戦時の苦い記憶はファミリーにとっては鮮明に残っていることでしょう。
疲労と怪我人がピークで全く川崎らしい試合ができず、それでも必死にエナジーを出そうとする選手の姿に胸が苦しくなったのを覚えています。
今回こそは全員揃って、出せる手をすべて繰り出し群馬を圧倒してぎゃふんと言わせたい。
そのためにも今日最後の方で若干どこかを痛めたような素振りをしていた#0祐眞が大事に至らないことを願っています...
#0祐眞が群馬のディフェンスを切り裂いてズタズタにしている姿を見たいです!
【21-22 第25節 GAME1】vs秋田ノーザンハピネッツ
今季初顔合わせの秋田さんとの試合でした。
危ない場面はいくつかあったものの、全体としては秋田さんに大きく流れを渡さず厳しい時間も我慢してきちっと勝ちきったナイスWIN。
秋田79-94川崎のGAME1の感想ブログです。
今日もタイムシェアが順調
まずは前節に続き今節GAME1もプレータイム30分オーバーの選手が一人もいなかった中できちっと勝利できたのが素晴らしい。
シーズン終了までバイウィーク無しの連戦が続くため、チャンピオンシップに向けて怪我人を出すことなく戦うために大事な指標です。
一方で地区優勝に向けては3連敗のときにもたついた分千葉やA東京に対して一歩出遅れているため一つも落とせない。
"タイムシェアしつつ勝利する"という難しい制約を受けた中で始まった終盤戦に対して上々の滑り出しです。
戦術遂行力の高さが光った一戦
3Pの試投数が平均約30本の川崎としては本日の3P23本というのは少ないです。
これが"打てなかった"なのか"打たなかった"なのかによって大きく違うのですが本日の試合は後者でした。
秋田は3Pを打たせないディフェンスを仕掛けてきている中で、敢えて3Pにこだわりすぎず空いたインサイドのスペースに徹底的にパスを供給し続ける。
帰化選手やアジア枠、日本人ビッグマンを主力ローテに持たない秋田にとっては#34パブロのところがずっとミスマッチになり続ける&スペースが空いたため、とにかくペイントでの楽な得点が多かった。
ディフェンス面では秋田の古川選手やグリン選手を筆頭に3P確率が高いところを#33ハセと#22クマ、#34パブロと#35ジェイで徹底して抑え込むことで大きく流れを渡しませんでした。
攻守ともにゲームプラン通りに冷静にプレーを続けられたことが勝利に繋がりましたし、これがきちっと戦術遂行力の高さで成せたことはCSに向けて好材料でした。
明日は#0祐眞、#13サトルの覚醒に期待
全体としては安定した勝利だったものの、秋田は明確に本日の川崎の戦術に対して対応をしてきます。
ここで筆者的にポイントになるのは今日は比較的おとなしめだった#0祐眞と#13サトルの活躍です。
#34パブロや#35ジェイのところへのカバーを強められる中で、#0祐眞のドライブで切り裂ききること、ポップアウトで#13サトルが決めきることが実現できれば安定して連勝ができるのではないでしょうか!
明日も応援頑張るので連勝をよろしくお願いします!
【21-22 第24節 GAME1】vs新潟アルビレックスBB
天皇杯二連覇から切り替えて中3日でのリーグ戦。
アウェー新潟との対戦でした。
結果は後半に大きく流れを掴んで新潟62-92川崎。
前半は色々試してた
昨シーズンは天皇杯優勝後からリーグ終了まで14勝2敗と絶好調だったものの、天皇杯直後の名古屋戦でうまく切り替えができず星を落とすという結果だったのが記憶に残っているファミリーも多いことでしょう。
一発勝負に向けて作った気持ちからリーグ戦に切り替えるのはきっとすごく難しくて、そういう意味で今日の新潟との試合は出だしに非常に注目していました。
攻撃面は3Pの確率が高く何とかリードをしながら進めるものの、どこかオフェンスのかみ合わせが変な感じでテンポ良くパスが回らずタフショットが多かったです。
また守備面でもタフなディフェンスはしているものの新潟に確率良くショットを沈められたりオフェンスリバウンドを頻度高く取られたりともどかしい印象でした。
集中していないというより、何やら色々と試しているといった様子。
ここから4月末まで平日ナイトゲームと土日の試合がずっと続くハードな日程が続くのですが、そうするとどうしても疲労や怪我のリスクのコントロールをしなければなりません。
賢次さんのインタビューにもあるように、プレータイムが30分を超える選手を出さないためにはこれまで使ってきたローテ以外も組み込まねばならず、また選手としても短時間で試合に乗っていかないといけない難しさがあります。
その試行錯誤の結果が今日の前半に現れていました。
チームの目標は3冠。一方でCS優勝と地区優勝には明確に優先順位をつけており、そのために必要なこととを今日の前半が象徴していたように思います。
なので筆者としては、天皇杯優勝後のメンタルの切り替えの問題であれば「ぐぬぬ」となっていたのですが、明確に目標を定めた上で意図して取ったリスクであればチームにあっぱれを送りたいと思います。
結果、今日は#22ニックや#35ジェイをはじめ、30分を超える選手がいなかったので上々の出来だと思われます。
後半はさすがの修正力
前半と打って変わって、後半はきっちり修正して勝ち切った印象が強いゲームでした。
新潟はエースのロスコ・アレンのところからの1on1でこじ開けて点数を狙っているのに対して、右ドライブの頻度が高いことも計算に入れながら外からの1on1の機動力が高い#0祐眞や#34パブロに必ず守らせる形を徹底。
ディフェンスリバウンドについては素人の筆者には何を修正したのかは読みきれなかったものの、前半に試していたゾーンの時間を減らしマンツーマンで確実にリバウンドポジションを取れるようにしたことが功を奏したように思います。
週末の秋田戦は一つ目の山場
今週末はシーズン初対戦となる秋田との試合です。
プレースタイル的には渋谷に近いところがあり、超ブリッツディフェンスからのスティールを軸にしています。
渋谷と違うところはオフェンスリバウンドの強さではなくシュート率の高さで点数を重ねてくるところ。
昨シーズンは2勝2敗で実は宇都宮や千葉よりも戦績が厳しかった相手です。
今シーズンも秋田はA東京相手に連勝をしていたりと、侮れない強豪です。
【天皇杯決勝】vs千葉ジェッツ
今シーズンの目標3冠の1つ目の関門となる天皇杯。
ここまで着実に積み上げてきていよいよ千葉ジェッツとの決勝戦。
筆者は前日から緊張しっぱなしでした...
結果は千葉72-82川崎で見事優勝!!!!
二連覇達成!!!!
正直感動の全てを書ききれない自分の文才の無さを嘆きます!
本当におめでとうございます!!!!!
前半は考えうる限り最高の出来
試合前のインタビューで#0祐眞と千葉の藤永選手がともに「気持ちの強いほうが勝つ」と言ってました。
言葉どおり気持ちの勝負となったのですが、前半は川崎の気持ちが最高の形で表現されたと言えるでしょう。
出だしこそ8連続失点で抜けられたものの、今日の川崎は#34パブロ、#35ジェイ、#22ニックを筆頭に全員がとにかくリバウンドへの気合が半端じゃなかったです。
リバウンドの強い千葉のインサイド陣を抑え込み、オフェンスリバウンドを1つに抑えられたのが最大の勝因だったのではないでしょうか。
筆者的には特に#34パブロが五分五分のボールをことごとく拾ってくれたところ、#35ジェイがスタッツには残らないところでずっと献身的に相手のリバウンドを阻止していたところ、そして#27くまが体を張ってボックスアウトしていた姿に涙しそうになりました。
#0祐眞MVPおめでとう!!
天皇杯決勝の大舞台でシーズンハイとタイの25得点を上げた#0祐眞のMVPはもう文句なしでしょう。
今日は出だしから富樫選手への執拗なまでのプレッシャー、そしてもはやゴールしか見えてないんじゃないかというくらいの気迫こもったアタックが爆発してました。
もはや何をしてもうまくいくというか、#0祐眞のイメージどおりにコートが支配されているという感じでした。
今日の#0祐眞の活躍を見た日本代表監督のトム・ホーバスさん、招集しない手は無いと思います!!
優勝請負人#23マット
相手は千葉ジェッツです。
前半20点くらい離れただけでは全く安心できません。
絶対ハーフタイムで修正して、後半は別のチームかのように攻め立ててくるだろうと感じていました。
そして予想通り、千葉は後半リバウンドへのアグレッシブさを取り戻しジリジリと点差を縮めてきました。
またディフェンスの強度も上がり、前半ほど簡単には点を取らせてくれません。
ここでクレバーさが光ったのが#23マットではないでしょうか。
千葉がゴールを決めて流れが傾きかけたところで、必ずといっていいほど#23マットがドライブからの2点、相手のファールを誘うプレーからのフリースローで着実に2点を積み上げられたのが流れほど点差を縮められなかった状態を生み出し、勝利に繋がりました。
観ているファミリーは焦りまくっていたであろうに、あれだけ落ち着き払ってゴールを狙えるとは、優勝請負人の異名は伊達じゃない!
本当にありがとう!#23マット!
最後に
今日こうやって最高の天皇杯優勝を成し遂げられたのは相手が最強の千葉ジェッツだったからこそだと思っています。
クリーンなのに、アグレッシブで攻守に渡ってスキの無い因縁の相手。
昨シーズンのリーグ制覇も今シーズン地区1位に位置しているのもうなずけます。
最高のゲームをしてくれた千葉ジェッツの選手やスタッフ、試合が開催できるよう尽力してくれた全ての関係者、そして両チームのブースター全員に本当に感謝したい気持ちでいっぱいです。
ここからリーグ戦は週3ゲームが続く地獄のロードに入りますが、願わくばお互い大きな怪我なく、最高の試合を続けてまたCSで相まみえたいと思います!
【21-22 第23節 GAME1】vs滋賀レイクスターズ
今季2度目の顔合わせとなった滋賀との水曜ゲーム
川崎103-56滋賀と大勝でした!
#33ハセMVPおめでとう!
今日は怪我人の#3よねすけ以外全員出場の全員得点でした。
#35ジェイの攻守に渡る貢献もさることながら、3本の3Pを沈め前半チーム内得点トップだった#33ハセがMVPに!
普段は川崎のディフェンスの要としてスタッツには現れない職人気質のいぶし銀スタイルで、決して得点は多くないものの要所要所でのコーナースリーが持ち味の#33ハセ。
本日はタッチが良かったのでしょう。前半から積極的に3Pを放ち全て沈めていました。
なかなかMVPの表彰台に上がることも少ない(けど、ファミリーはみんな#33ハセの貢献は頭を垂れて拝んでいる)が故に、#33ハセ推しにとっては最高のゲームだったことでしょう!
#22ニックのバスカンダンク
天皇杯前ということで疲れを溜めないためのプレータイムシェアと、良いイメージで天皇杯につなぐという難しいゲームでした。
#22ニックは前半こそ少しシュートタッチもいつもと違い、ターンオーバーもかさんでいたものの後半きちっと修正。
年に一度見られるかどうかの#22ニックのダンクまで飛び出し、最高の調整を終えて堂々とベンチに下がっていった姿が記憶に残ります。
怪我なく大勝で終えたので良し!
きちっと良い手応えで終えたいところもあり、前半から攻守にこれでもかというくらいハマったゲームを出来ていたのは良かったのですが、点差が開いたゲームのほうが実は怪我が心配な筆者です。
というのもプロであってもついつい瞬間的に気が緩んでしまうことが増えて、その瞬間に怪我というのがあるあるだからです。
点差とは裏腹に怪我しないでというハラハラを感じながら見ていたファミリーも多かったことでしょう。
結果的には誰一人怪しい感じになることなく終えられてよかった!
あとはコロナに気をつけながら天皇杯を万全のコンディションで迎えるのみです!
3-2ゾーンは天皇杯用??
前節の信州戦から、時間は短いものの時々#22ニックをトップに置いた3-2ゾーンを敷くことがありました。
筆者の記憶では今シーズンここまで使っていたことはなかったです。
天皇杯の対千葉用の武器でしょうか?
たしかにビッグラインナップのときに#22ニックのようなビッグマンをトップに置くことでインサイドのスペースを完全に殺すようなゾーンは面白いなと思う反面、どうしても#22ニックが3Pもある富樫と対面する時間が多くなるのは大丈夫なのか?と素人の筆者的には思えてしまっているのですが、どなた詳しい人教えて下さい!
【21-22 第22節 GAME2】vs信州ブレイブウォリアーズ
川崎99-75信州
昨日の雪辱を果たしたGAME2の模様を綴っていきます
#35ジェイはやはり不可欠
前節(正式には前節ではないのですが、もはや代替試合ばかりで分からぬ...)の群馬戦GAME2で、疑惑の(?)テクニカルファール2つで退場し、昨日は出場停止となってた#35ジェイが戻ってきての試合でした。
群馬から続く3連敗、難しかったポイントとしてはやはり#34パブロor#35ジェイが欠けていることでインサイドのローテーションが難しくなり、ビッグラインナップを敷けなかったことでしょう。
帰化外国籍のインサイドが不在の信州相手には有効に使いたかったビッグラインナップを今日の試合ではスタートから繰り出しました。
見事これがハマり、1Qはリバウンドが12-6とGAME1では制されていたインサイドを修正し見事な立ち上がりでした。
また、#35ジェイが戻ってきたことにより信州のマーシャルやホーキンソンのポストプレーの脅威を封じ込めたのも一つ見どころでした。
#22ニックはクレバーだが、がっつりパワープレーで攻められると辛く、#34パブロは中外と動き回ることで力を発揮するタイプのため、力押しのポストプレーは一つ弱点になっていました。
見事ここを#35ジェイが対応できたことで、インサイドのバランスが戻ったのが今日の勝因の一つでしょう。
#0祐眞が吹っ切れた
そして今日の試合で特徴的だったのが#0祐眞の「らしさ」が戻ってきたこと。
#7竜青さんとダブルガードでの起用が多く、ゲームコントロールよりもアタックに専念できたことによってゾーンに入ってました。
ここ3試合は疲労に加えて、最後一歩の思いっきりが欠けていたようでもどかしいプレーが多かったのですが今日はなにか一つ吹っ切れたかのように脅威的にゲームを支配していました。
天皇杯前に#0祐眞の調子が戻りファミリーは一安心でしょう。
その背後には#7竜青さんがどんな局面でもチームをプレーで鼓舞する姿があり、#0祐眞竜青さんのダブルガードファンにはたまらない一戦でした。
#11まっすーがいよいよやばい
#22ニックや#23マット、#0祐眞など目に見えて分かりやすい脅威がいると相手は当然そこを対策してきます。
その際に、他の選手が相手に焦点を絞らせないようにできると川崎としては完成形に近い試合ができるのですが#11まっすーがその域に達しようとしているのが見えてきています。
#11まっすーをハンドラーにして、という形とは違うものの上記の3選手がハンドラースタートする際に相手ディフェンスの視野を読みオープンスペースに忍び込む動きはリーグの中でも群を抜いてきています。
天皇杯決勝に向けて好材料揃い踏み
3連敗によってリーグ戦は一歩厳しい状況に追い込まれていますが、この3試合を経たからこそ得られた好材料は必ずリーグ戦後半に生きてくると信じています。
そして何より、3/12(土)に控える天皇杯決勝に向けてチームとして良い形、そうでない形、各ローテの役割が見えてきているのは良い準備が出来ていると感じました!