川崎ブレイブサンダース 21-22シーズン

サンダースファミリーの私の見解書き連ねていきます

【21-22 第1節 GAME1】vs横浜ビー・コルセアーズ

開幕戦独特の固さと新加入の光

スタートは

#0 藤井祐眞
#11 増田啓介
#22 ニック・ファジーカス
#23 マット・ジャニング
#35 ジョーダン・ヒース

プレシーズンマッチから早々の再戦となった神奈川ダービー

開始からうまくオフェンスが噛み合わず、横浜のディフェンスの強度の高さになかなかゴールをこじ開けられない我慢の時間帯が続いた。

そんな中でも新加入の#23マットの3本の3Pでなんとか糸をつなぎ、途中#22ニック、#13前田の3Pで計15点。1Qはなんと3Pの得点のみ。

一方でディフェンスの強さは健在で相手も16点に抑え込み15-16で1Qを凌ぐ

スタート起用&新キャプテンの#0藤井に代わって、川崎のシンボル#7篠山が入ってから#13前田とともにディフェンスの強度が上がり、徐々にテンポは川崎へという印象があったのだが

なかなか相手のゴール下をこじ開けられずに、印象ほど点差が開かないという厳しい時間が続いた

噛み合い出した歯車

#13前田、#23マットが攻守ともに息を吐く時間が続くと

昨シーズンから川崎にいたメンバーにも徐々に気合は波及していく。

#34パブロのスティールからのダンク×2本は今年も健在で

#7篠山のディフェンスとゲームコントロールもさすが。

最後には#22ニック、#0藤井にも得点が生まれて

82-64で危なげなく初戦は勝ちきった

MVPは3P5本を沈め、攻守に存在感を示しサンダースファミリーを驚かせてくれた#23マット・ジャニング

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笑顔がかわいいMVP #23マットさん

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個人スタッツ:川崎ブレイブサンダース

川崎、今年も良いぞ

長いシーズン、どんな選手でも調子の良い人と悪い日があるもの。

そんな中でも強いチームとそうでないところを分けるのは

誰かの調子が悪いときに他に調子が良い選手がいて柔軟にやり方を変えられるかどうかだと思う。

実はコロナで中断となった19-20シーズンの川崎の強さはそこにあったんじゃないかと思う。

21-22シーズンの第1戦はあの頃の強さを思い出させてくれた。

#22ニック、#0藤井がベストな調子じゃないときに

#7篠山、#13前田、#23マットがカバーをしてという光が見えたのが嬉しい。

(個人的には大学生の頃から#7篠山さんのファンなので、活躍が見れたのが超嬉しい。後半の3Pエンドワンの4点プレーは最高でした!)

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なぜか一人で会場を回ってファンサービスをする#7篠山さん

明日のGAME2に向けて

唯一不安材料が残るとしたらディフェンスリバウンド

ディフェンスも効いてて、タフショット打たせてるのにセカンドチャンスで決められて、流れほど点差が離れない我慢の時間が続いた。

リバウンドといえばインサイドだが、個人的には#22ニック、#34パブロ、#35ヒースは相手のごっつい外国籍とやりあってるので#11増田や#13前田あたりがここに絡んで押さえられると安定してくるんじゃないかと思ってる。

あとは、公式に怪我発表されてた#27熊谷となぜか今日出場のなかった仕事人#33長谷川が気になる...

早く全員揃って全開の川崎が見たい!

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チームスタッツ

 その他の試合

実は今シーズンを象徴するのが他の会場で行われてた3試合じゃないかと思ってる。

シーズン前のこれでもかってくらいの化け物補強をして優勝への本気さが怖かったA東京琉球が2連勝で押さえたり。

昨シーズン一番やりたくない相手だった宇都宮を、B2から昇格してきた群馬が2日連続の延長戦の末、白星×2で下したり。

安藤誓哉、金丸さんを加えた島根が昨年B.LEAGUE王者の千葉を初日から100点ゲームで下したり。

昨シーズンの印象からいうと「波乱」なのだが、もはやこれが波乱じゃないくらい群雄割拠の時代を迎えたと見るのが正しいだろう。

もはや格下・格上の概念もなくなって、すべての試合が死力の尽くし合いになりそうだ。

リーグ全体の底上げは絶対的に明るいニュースだが、3冠を狙う川崎からにとっては去年までよりも一段と厳しい戦いが続いていきそうだ。