【21-22 第27節 GAME1】vs名古屋ダイヤモンドドルフィンズ
今季最長のアウェー4連戦からの久しぶりのホーム戦。
相手は西地区3位の名古屋。
前半の名古屋の先制パンチに耐え、後半修正したものの、紙一重の差で敗けてしまい連勝ストップとなる悔しい試合でした。
川崎84-89名古屋。
スタイルも実力も似た者同士対決
川崎はここまで平均得点87.9点でリーグ3位、平均アシスト24.0でリーグ2位。
オフェンス面でのスタッツが目立つものの、ベースは良く脚の動くディフェンスからリズムを作り、ボールも人もMOVEしながら攻めるスタイル。
いろんなスタイルのチームがあれど、筆者的には名古屋はほぼ川崎と同じようなバスケを目指していると見ています。
実際名古屋も平均得点がリーグ2位、平均アシストがリーグ1位とオフェンススタッツも非常に近いです。
そんな両者の戦いのポイントは"いかに相手のボールと人のMOVEを止めるか"と"いかに自分たちはボールと人をMOVEさせるか"にかかっていました。
勝ちパターンと同じく、敗けパターンも非常に似ていると思っており、両者ともにガードとインサイドに得点力の高い選手はいるものの、ここに得点が寄ってしまっている試合はなかなか厳しい。
なぜなら、ボールがほとんど動かずエースの1on1のみでこじ開けようとなった結果だからです。
逆に勝つときは2桁得点選手がバランス良く散る。
3Qで突き放せなかったのがターニングポイント
前半は出だしこそ攻守ともに川崎の方が動きが良く、名古屋のターンオーバーを誘発していましたが、そこからディフェンスを先に固められたのは名古屋でした。
また3Pの調子も非常によく、逆にいうとあの流れの中7点差で前半を折り返せたのはむしろ良く我慢が効いていました。
そしてハーフタイムできちっと修正し、3Qは攻守流れを逆転させるところまでは川崎の強さが出ていました。
体感的には2桁点差まで空いてもおかしくなかったところ、効果的に3Pを沈められ名古屋に逆に我慢される形で3点差までしか開けなかったところが痛手でした...
4Qも最後まで食らいついたものの、一歩及ばず...
悔しい...
実力は大差無い。やり返すのみ。
今日は負けはしたものの、川崎としては我慢して流れを取り戻すこと、最後まで大崩しないことを体現できたことは筆者としては収穫だと思っています。
また、3PとFTの確率で負けたものの、実力としては決して劣っているようには見えなかったことも収穫です。
悔しい敗戦ですが、CS前にギリギリのシーソーゲームを戦う感覚を掴めたことと、どこかで当たるかもしれない名古屋の力を確認できたので良しとします。
ただ負けっぱなしは悔しいので、筆者以上に負けず嫌い揃いの川崎には明日けちょんけちょんにやり返してもらいましょう。
【余談】まっすーかわいすぎかよ
筆者は本日、現地観戦だったのですが川崎のアップのルーティーンのフリースローでの出来事です。
一人ずつフリースローを順番に打っていき、決まったらブースターも揃って拍手、落とした人は再チャレンジというやつなのです。
だいたいみんな一発で決める、落としても次修正という中、#11まっすーがやってくれました。
5,6本と連続して外し、会場中の注目を自分に集めたところでやっと沈めたと思ったら、CSのファイナルで決勝シュートを決めたかのようなガッツポーズをかましていました笑
ファミリーの「かわいいかよ」って声が聞こえるようでした笑
試合ではフリースロー1/2とこのときに比べたら上出来だったので良しとしましょう笑