川崎ブレイブサンダース 21-22シーズン

サンダースファミリーの私の見解書き連ねていきます

【21-22 第21節 GAME1】vsサンロッカーズ渋谷

試合の締めはサンロッカーズ渋谷の超攻撃的ディフェンスに押された感がありますが

前半で作ったリードを守ってきっちり危なげない試合運びで勝利となりました

川崎93-86渋谷のGAME1の模様を振り返っていきます。

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#0祐眞無双

今日のヒーローは文句なく#0祐眞でしょう。

前回の渋谷との対戦時はコンディションが悪く、スターターも#7竜青さんと代わっていましたし、実際あまり体がキレずにターンオーバーがかさんでいたのですがその印象を払拭してくれました。

第1Qから一人で12点と大爆発でした。

ハンドリング技術の高いプレーヤーが多いPGは、結構みんなトリッキーなパスで会場を湧かせるのですが元々#0祐眞はきっちりボールキープしてから安定したパス捌きをする選手という印象だったのですが、今日は渋谷対策なのか球離れも非常に良かったです。

渋谷のディフェンスはとにかくボールマンにプレッシャーをかけ、次のパスの受け手のところのスティールを狙うのですが、ワンテンポパスの展開が早くなることでここのディフェンスを後手に回せたことが大きかったように思います。

個人のBリーグ通算3,000得点、一試合25得点のキャリアハイと華々しい記録も飛び出し、#0祐眞完全復調と言えるでしょう。

明日も攻守にキーマンとなること間違いなしです!

#11まっすー覚醒か?

前節の北海道戦から安定して二桁得点、3Pも要所できっちり沈める活躍の#11まっすー。

とにかくポジション取りへの嗅覚が鋭く、するするっとディフェンスの隙間に入ってきて得意のステップで相手を翻弄する姿が印象的です。

シーズン序盤は良いところでボールを受けてもハンドリングミスでもったいないなというシーンが目立ったのですが、最近は非常に安定しており#11まっすーの活躍を全体戦略としても期待できるレベルになってきました。

昨シーズン新人ベスト5の冠は伊達じゃない。

あとはリバウンドやルーズボールの球際がもう一歩強くなってくると#22ニック、#35ジェイ、#34パブロに加えて川崎のリバウンド力を押し上げてくれる貴重なプレーヤーになるはずです!明日も期待です。

MOVEを体現した一試合

前回の渋谷との対戦時、賢次HCが「ポゼッションゲームになる」と言っていたのでフィールドゴールのアテンプト数に注目していたのですが、実は今日の試合は川崎は53本と今シーズンで最も少ない数字でした。

オフェンスリバウンドも4本で、前回渋谷と対戦したときよりもシュート数は少なかったです。

それでもきっちり勝てたのは確率が格段に上がっていたから。そして確率が上がったのは、きっちりボールをMOVEさせていたからだと見ています。

前回渋谷に負けたときはボールがうまく動かず、タフな1on1からのシュートで落ちてという苦しい展開が多かったのですが、今日に関しては相手のディフェンスが寄ってくる前にボールを動かせたことでフリーになる場面が多く、シュートもイージーなものが多かったです。端的に言うと、崩せてた

#34パブロを欠いている今、#22ニックや#35ジェイへの負担は大きく、彼らがオフェンスでも1on1で体力を使ってしまうとかなり苦しい状況に追い込まれることが予想される仲、ボールがよく動くパッシングゲームを主体にテンポ良く得点を重ねるスタイルは対渋谷攻略の肝だと思われます。

明日のポイントはディフェンスリバウンド

かなりゲームプラン通りに運んだ今日の試合でしたが、負けた渋谷は必ずバウンスバックを狙ってディフェンスの強度を上げてくるはずです。

そんな渋谷を乗せることなく跳ね返すには、今日20本取られたオフェンスリバウンドをどれだけ抑えられるかがカギだと見ています。

攻撃面は今日行っていたことをきっちり遂行できれば今の川崎ならシュートも沈められるはずなので問題なし。

#22ニック、#35ジェイはマックス・ヒサタケとマカドゥーという超ヘビー級のインサイドを相手にしているので、ここに#11まっすーや#27くまがどれだけディフェンスリバウンドに貢献できるかが勝負でしょう。

明日勝って、東地区単独首位に躍り出ることを期待しています!