川崎ブレイブサンダース 21-22シーズン

サンダースファミリーの私の見解書き連ねていきます

【21-22 第14節 GAME1】vs茨城ロボッツ

今季3度目の対戦となった茨城戦。

1Qこそ21-21の同点でディフェンスがふわふわしているなというゲームだったのですが

きっちり2Qからギア入れ直して茨城65-104川崎の大勝で2021年を締めくくりました!

 

・ジャニング警報筆頭に3P乱打。ボールが良く回ってました
・ディフェンスの強度上げるために敢えて#22ニックが下がるローテの妙
・#3よねすけ、化けてた
 

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ジャニング警報というか川崎警報

ぐちゃぐちゃ語るよりスタッツをどうぞ!

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3Pが全体で17/37で46%と乱れ打ちで気持ちよかったです。

あと少しでベンチメンバー全員得点どころか全員3Pくらいの勢いでした。

これだけ散るともはや手の施しようが無い感じです。

特に筆者の印象に残ったのは流れがほしいなというところで相手にマークされながらも連続で沈めた#23マットの名物"ジャニング警報"と、何か吹っ切れた様子の#13サトル、そして大学で1年間揉まれて化けて帰ってきた#3よねすけ、久しぶりの超やわらかタッチの#18かまちゃんあたりでしょうか。

シュートタッチが良かったのもあるのですが、今日の川崎は前節の大阪戦でボールがなかなか回させてもらえなかった鬱憤を晴らすかのようにボールが回る回る

ボールが回るからズレができて気持ちよく3Pが放てるの好循環。

ターンオーバーが15個と多めですが、印象としてそれほど強く残らなかったのは攻めっ気をきっちり出せたからでしょう。

2021年の締めくくりの試合としてはこれ以上無いくらい気持ち良かったです!

#22ニックを下げるローテの妙

"キング"の異名の通り、川崎の大黒柱の#22ニック。

彼がいない川崎なんてイメージできないくらい文句なしのスーパーヒーローなのですが平面のスピード勝負は唯一の弱点

試合の流れが出来てしまえばどうってことないというか、それを補って余りある破壊力なのは間違いないのですが、相手もここを突いてこようとしている感じをうっすら感じます。

具体的にはピックプレーに絡むビッグマンを#22ニックのマークマンに統一したり、ドライブしていく選手も#22ニックに向かうが少し距離を作ってオープンにシュートを打ったり。

あとは#22ニックがゴール付近でシュートを決めた後のトランジションはギアを上げたり。

シュートタッチが良いと、どうしてもここで出来たズレでシュートを立て続けに決められてしまい全体的にディフェンスが締まっていない印象を与えてしまうのが難点でした。

今日の1Qもまさしくこの状況で、川崎のオフェンスは決して悪くないのですが茨城のシュートもかなりオープンに打たれていました。

今日はここで#22ニックを思い切って下げて、#0祐眞、#7竜青ガードポジションからリーグトップといってもいいレベルのプレッシャーをかけ、#33はせが相手のキーマンを抑え、インサイドは高さも機動力もIQも高い#34パブロと#35ジェイというラインナップ。

長く使うには攻撃面での破壊力が気になるローテーションですが、ディフェンスの締まり具合は半端なかったです。

結果的にここで数分間このローテを使ってディフェンスのリズムを作れたことで、試合の流れを完全に持ってこれて#23マット、#22ニック、#13サトル、#3よねすけなど徐々に投入していくことでゲームを支配できました。

リーグ全体でどこまで通用するかまだわからないですが、きっちり戦術オプションを仕上げながら勝ち星を上げられており賢次さんの名采配っぷりに感動した試合でした!

#3よねすけ、大人になった

今日度肝を抜かれたのが#3よねすけ

昨シーズンは試合がおおかた決まった終盤でのみの出場でしたが、今日はなんとまだ数点差の前半から登場。

去年はセンスはピカイチなものの、まだまだフィジカル的にもチームフィット的にもスーパー高校生って感じだったのですが、日本大学で1年揉まれて体格もしっかりしてきたしBリーグの試合に立ってて全く違和感なかったのに感動しました。

1本欲しいところで技ありのスクープショットを沈めたり、後半はオフェンスリバウンドからの得点、ステップバックの3Pと多彩な得点パターンが見られてファミリーとしては涙ものでした!

相変わらずのドSパスは健在で、あんなに振り回されてる#35ジェイを見たのは初めてでした笑

年内24試合は上々の出来

これで2021年の試合が全て終わったのですが、川崎は18勝6敗で東地区同率1位。

12月は強いて言えば大阪戦の1つが勝ちたかったところですが、それでも強豪とはきっちり星を分けて、それ以外は落とし過ぎず連敗無しで崩れず来られてるのはかなり上々な出来かと思います。

まだ上位がなかなかバラけない混戦状態の東地区なので気が抜けないのですが、戦績以上にここまで離脱無く、かつ色んなパターンを試しながらチームの仕上げも順調なのが好材料

1月は渋谷との連戦、宇都宮との水曜日ゲームで2つは拾っておきたいところ。

10月に辛酸を嘗めた北海道や前回はジョーンズ不在だった群馬など侮れない試合もあるのですが、筆者予想としては8勝1敗で乗り越えて単独首位に立っておきたいところです!

当然、天皇杯のA東京戦も勝ちます!