【21-22 第12節 GAME2】vs千葉ジェッツ
予想はしてた...予想はしてたんですけど
なまじいけそうな試合展開だっただけに非常に悔しい敗戦でした...
川崎の反省点もありますが、今日は千葉さんの方が気持ちの入り方が違った...強かった...
千葉86-78川崎で連勝とはならなかったGAME2です。
試合展開は一進一退の好ゲーム
第1Qは昨日と同様、川崎も千葉も一歩も譲らずどちらにも流れ傾かないまま2点差でスタートでした。
3Pが入らず、第2Qで少し千葉にリズムを掴まれるも何とか食らいつく展開だったのですが筆者の印象としては少し川崎の方が千葉の勢いを受けてしまったように見えました。
ほんのわずかな差なのですが、思いきり良くシュートを打ちきれずワンパス余計に回してしまったりゴールアタックに気迫がほんのちょっと乗ってなかったり...
これは重いゲーム展開になるかもと感じていました。
ところが第3Qは出だしでギアを上げ、#11まっすーのスティールからのワンマン速攻でついに逆転し「おおお！これは連勝いけるか！！！」と期待したのですが、一歩及ばず...
スタッツとしては3Pやターンオーバー、フリースローなど気になるところはあるのですが、川崎のミスというより千葉のディフェンスや気迫がほんの少し上回った結果の敗戦という印象です。
本当にナイスゲームで、普段は敗けると川崎のあれが気になる、これが改善だという感情になるのですが今日に限っては実力拮抗、千葉の方が気持ちが上回ってたと千葉を認めたい気持ちです。
東地区の首位を争う相手で、きっと天皇杯やCSでもお互いに壁になる好敵手だからこそ、悔しい。でもナイスゲーム。でも悔しい。と筆がどんどん重くなります...
#34パブロと#13サトルの光明
川崎のメンバーも決して誰一人諦めることなく、今シーズン共通言語になっているGAMANを続けていたのですが、その中でも特に光ったのが#34パブロと#13サトルでした。
#34パブロは気づいたらダブルダブルの活躍で、リバウンド強者の千葉相手に本当に献身的なリバウンドでの貢献をしていました。
#13サトルは最後の2分の追い上げ時の3Pが印象的で、このくらい攻めっ気を出した方が良いぞとチームをリードしてくれました。
ラスト2分の追い上げが印象的だったのは、良くも悪くも後が無くなって試合通してずっと受け気味だったのが吹っ切れたからではないでしょうか。
実力拮抗の相手との勝負は受けに回ったほうが敗けというのを身につまされた試合でした。
藤永選手とスミス選手にやられた
千葉の層が厚いのは元々分かってはいたものの、今日はベンチスタートだった藤永選手とスミス選手に試合を決められた印象でした。
3Qで逆転した直後から攻撃的な守備でコート上10人のうちで最も強度高くプレーしてた藤永選手に触発されてスミス選手筆頭に勝負所のシュートを決められて何度心が折れそうになったことか...
富樫選手もいて、西村選手もいて、藤永選手も出てくるなんてチートだよ...
上がり目はまだある
レギュラーシーズンであと2試合、そしてきっと天皇杯やCSでも対戦を予想できる千葉との試合ですが、川崎としてはまだ上がり目があります。
一つはやはりまだ万全じゃない#0祐眞。
万全じゃないなかでもきっちり得点もアシストも重ね、今日は出だしから富樫選手のショットを一人で止めてるのは化け物級ですが、イマイチいつものキレはまだ戻っていなさそうです。
そして最近ベンチ入りはしているもののプレーが中々見られない#27くま。
SFポジションのところで攻守バランスの良い#27くまがローテ入りしてくるとスミス選手や佐藤選手のところでのせめぎ合いももう一段ギアが入れられそうだと筆者は見ています。
簡単には抜け出せない東地区
ほんといつになったら上位の戦績がばらけることやら...
これで千葉と川崎が同率1位（直接対決の戦績で千葉が上ですが、残り2試合あるのであってないような差です）、追って宇都宮・A東京・渋谷。さらに秋田も破竹の勢いと全く気が抜けません...
来週は千葉と渋谷が直接対決で潰し合ってくれるのですが、ぜひとも1勝1敗で星を分けてほしい。
川崎は次に年明けに渋谷と当たるまでは正直落としちゃいけないロードが続くと思っており（大阪や茨城、三遠のブースターさんには失礼ですが、決して見下しているわけではないです）筆者の12月予想の8勝2敗（A東京と千葉とで2つ落とす想定）に後が無い状況になりました。
ただ、去年と違ってビッグラインナップ以外の時間もきっちり選択肢として数えられる仕上がりになりつつあるので、このまま肩を落とさずにまた前を向いてほしいものです！
