川崎ブレイブサンダース 21-22シーズン

サンダースファミリーの私の見解書き連ねていきます

【21-22 第10節 GAME2】vs横浜ビー・コルセアーズ

#0祐眞がおそらく前日の試合で脳震盪(?)で大事をとって挑んだGAME2。

逆に横浜は#1パトリック・アウダが復活して難しいゲームになるかなと思っていましたが、結果としては川崎の収穫が多い試合でした!

横浜77-103川崎と今季2度目の100点ゲームだった今日を振り返っていきましょう。

 

・オフェンススタッツが最高のバランスだった
・独自の立ち位置を作りつつある川崎
・#0祐眞と#27くまを欠いたことで若手の経験値を稼いだ
 

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攻撃が終始途切れなかったGAME2

さっそくですが今日のスタッツを見てみましょう。

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印象に残ったのは3P確率48%

しかし2Pも65%入っており、FTも82%でアシストも33個

どれか一つだけでもこの水準であれば上出来な中、今日は全部揃っていました。

さらに得点の分布も広く散っており、横浜からすると中と外もそうだし誰にも的が絞りにくくて守りにくかった。

ボールを素早く回してズレを作り、最後は合わせで決める川崎のバスケがきっちり体現されていました。

結果横浜にうまくオフェンスを作られて失点が続く場面が何度かあったにも関わらず、試合の印象としては"気づいたら離せていた"ものとなっていました。

強いて言えば、#33はせに得点があれば今日試合に出られた選手全員得点といけたのが心残りかというくらいオフェンスは文句のつけようがなかったです。

攻守のバランスが最高

例えば名古屋や島根、千葉なんかは超攻撃型チームと紹介され、かたや宇都宮や琉球、A東京は守備の固さに定評があると紹介されます。

一方で川崎は"守備のチーム"とも"攻撃のチーム"とも言われます。

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第10節までの平均得点と失点

バスケの原理原則は当たり前ですが"多く点を取って、相手の得点を抑える"です。

その点で"相手より多く点を取る"に振るか、"相手の点を抑えまくる"に振るかというのは分かりやすい戦略です。

ここまでの平均得点と失点の分布を見ると、基本的には右下にある方が強いのですが
先に述べたように島根・千葉・名古屋は90点近い得点を取り、相手には80点取られてもOKという戦い方をしているのが分かります。

反対に宇都宮や琉球、A東京は得点こそ80点付近ですが相手を70点に抑えることで勝利を狙っています。

川崎はというとちょうどその中間で、守備でリズムを作りつつきっちり打ち合いにも勝つ独自の立ち位置にいます。

近いところでいうと渋谷なのですが、攻撃力のところで少し差をつけています。

このバランスの良さが今季の川崎の調子の良さを表しているのではないでしょうか。

若手の経験値を得られたのが最大の収穫

今日のゲーム、前日のプレーで大事をとって#0祐眞が戦線を離れていました
(ベンチでは誰よりもはしゃいでたし、実はBリーグのシーズン戦では初の欠場らしいです。本当に丈夫笑)

今季はずっとスタメンでチームの核だった#0祐眞を欠いて本当にPG大丈夫かな...#7竜青さんの負担大きすぎないかなと不安だったのですが

#20つなのプレータイムを長く確保できたことでいわゆる試合慣れが出来たのは大きな収穫でした。

最初の方こそ少しふわふわした印象でしたが、チーム最多の8アシストと鮮やかな3Pも沈めてきっちり存在感を示しました。

#20つなとセットで#13サトルもタッチを取り戻したし、#11まっすーも「なんで気づかれないの?」と思わせるような特徴的なポジション取りで結果を残してました。

#18かまちゃんも横浜のベクトンとのマッチアップでも押し負けず、すごくキレイな3Pや最後のフェイドアウェイも決めておりベンチもファミリーもお祭り状態でした。

川崎のPGといえば#0祐眞・#7竜青・#23マットとみんな自分でボールを保持してからオフェンスを作るタイプが多いのですが(こうやって書いてみると本当に厚い布陣だな...)#20つなは結構ボールを散らしてから、すすっとカットインしてきてディフェンスを崩して空いたところに合わせるってスタイルが新しくてテンポよく攻撃できるなと印象付けられました。

この先色んなタイプの相手と試合してきっちり勝っていかないといけない中で、#20つなも一つのガードオプションになると手がつけられない。

非常に楽しみです!