川崎ブレイブサンダース 21-22シーズン

サンダースファミリーの私の見解書き連ねていきます

【天皇杯4次ラウンド】vs富山グラウジーズ

長い長いバイウィークを明けて久しぶりのブレイブサンダースでした。

#0祐眞の日本代表戦があったのでファミリーとしてはなんとか耐えたものの
やはり全員揃った川崎ブレイブサンダースがいい

負けたら終わり、調子が悪かったでは済まされない天皇杯の4次ラウンド難敵富山グラウジーズを振り返っていきましょう。

・オフェンスの調子は決して良くなかったもののディフェンスから試合を作れた
・#0祐眞に疲れるという概念はありません
・#11まっすーがチームを救った

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ディフェンスの気合の入り方が違う

立ち上がりはなかなか思うようにシュートが入らず、リードを奪った後の後半も得点ペースはなかなか上がらずで決してベストな調子ではなかった試合でした。

それでも観ている印象としてはきっちり試合巧者っぷりを発揮しての勝利だったのですが、何がそう思わせたのか?

一つは、解説でも言ってたように3Pの確率が決して良くなかったものの入るタイミングが良く相手がノリたいタイミングで沈めて主導権を握らせなかったこと。
(解説については富山贔屓だという声がTwitterでも上がっていましたが、筆者個人としてはそれほど気にならなかったです。負けてる方、前評判的にチャレンジャーな方に寄ってる方なのかなと思ってました)

そしてもう一つはディフェンスの連携がうまくいってたことだと感じています。
大黒柱のスミスを欠いてたり、3Pの調子がすこぶる悪かったのもあるので富山ブースターさんはかなり悔しい側面があったかと思うのですが、川崎ビューで見るとスクリーンに対するスイッチの選択、3Pラインよりも外側からのプレッシャーが機能しており崩された印象を受ける場面が少なかったです。

なんというか、今日のディフェンスは安定していました。

#11まっすーがチームを盛り立てた

MVPは#0祐眞でしたが、今日は実は#11まっすーの日だったんじゃないかと思っています。

後半に点差を1桁に縮められたとき、オフェンスでフリーでもなかなか打たない場面が続いてました。

オフェンスが消極的になるとタフショットが続いて、相手に良い形でオフェンスに入られて長めのランに入られるとなかなか流れを取り戻すのに苦労するのですが

今日は多少シュート選択がオープンじゃなくても、そしてエアボールしても#11まっすーのシュート離れが良かったです。

このおかげでオフェンスのテンポが悪くならずに、1ポゼッション・2ポゼッションに詰められる時間がほんの一部だったのが勝利に繋がったんじゃないかと。

久しぶりに3Pを決めてガッツポーズも飛び出したかわいい#11まっすーに今日の裏MVPをあげたいと思います。

#0祐眞おかえり!

B.LEAGUEでずっと活躍しててもなかなかタイミング的に日本代表での機会がなかった我らが#0祐眞がついに日の丸を背負っていました。

川崎ファミリーからしたら感涙ものです。

先日の中国との試合についてまで語りだすときりがないのですが、限られたプレータイムの中で充分アピールできたんじゃないでしょうか?

心配だったのが一人だけ中3日、バイウィーク中もチームとの練習ができずで疲労が試合に影響しないかということだったのですが、杞憂でした。

#0祐眞に「疲れる」って言葉は無いみたいです。

思い切りの良い3P、相変わらず憎いくらいファールを取ってくるドライブ、脚も手もよく動くディフェンス、コートダイブとやれるプレーを全部出して26分もコートに立ってました。

たった2週間ですが日本代表を経てなんか吹っ切れたような印象です。

大好きだぞ、祐眞!!

今週末はリーグ戦の分水嶺の予感

3冠を狙う今シーズンは天皇杯も負けられない戦いでした。

一方で、リーグ戦・チャンピオンシップの優勝を目指すのであれば避けては通れないのがスーパーエリート軍団のA東京です。

現在わずか1勝差でリードしてはいるものの、川崎は勝率5割以下のチームとの試合が多かったのに対して(これを落としてないのが大事なんですけどね)A東京は千葉・秋田・琉球・島根・信州と東西の強豪と試合をしまくっての戦績なので正直怖すぎます。

インサイドにカーク・ロシター・サイズと化け物が揃い、外はジョーダン・テイラー、田中大貴、ザックと死角がない...

川崎もディフェンスのチームですが、守り合いになったら高確率でディープツーを決めてくるA東京に分がありそうです。

逆に川崎は戦略的にディープツーは捨てており、3Pの試投がリーグトップなので#23マットや#0祐眞、インサイド陣の3Pで一気に出し抜くのが勝ちパターンでしょうか。

お互いスカウティングと対策しまくりなはずなので簡単な試合にはならないですが、なんとか1勝1敗で星を分けて乗り切りたい。